1.IK multimedia Amplitube4
https://www.ikmultimedia.com/products/amplitube4/?L=JP
これは使用しているインターフェース AXE I/Oについてきたやつですね。
ソフトウェアアンプシミュレーターといえば少なくとも3番目以内には名前が上がる有名プラグイン。
スタンドアロンで起動するので、曲作りとか関係なくギターの演奏をするときは大体これ使ってます。
使用感とかは、以前にBIASFXと比較した記事があるので
気になる人はそっちを読んでみてください。
ギターのRec時も、DAW上ではなくスタンドアロンで立ち上げておいて
バッファサイズを最低にして、なるべくリアルタイムで聞ける設定にして使っています。
#というかMixの時はAmplitubeじゃないのを使うことも多い。。
Amplitubeに最初からついてるアンプは微妙なものもありますが、
メーカーの名前が入ってるモデルは結構良い感じなので
キャンペーンで貰った・ついてきた人は、好きなアンプモデル1つくらいは課金してみると良いと思います。
僕は定番のRectifireのモデルと、Orangeの4発キャビを購入しました。
2.izotope Ozone9
超有名マスタリングプラグイン、Ozone9です。
AIが自動マスタリングしてくれることで有名ですね。
最近はあまり自動マスタリングは使っていないのですが、
Imager、EQ、DynamicEQあたりのモジュール単体で各トラックに使ってる場面が増えてきました。。
あと最後はMaximizerで最終的なレベル設定・リミッティングします。
と、いうのも
AI任せにしたら自分のスキルが上がらないと思ってから意図的に使ってないです。。。
TonalBalanceBundleとして買ったのでNectarとNeutronも持ってますが
Neutronは全然使ってないですね。。。
3.PluginAlliance PupleAudio MC77
https://www.plugin-alliance.com/en/products/purple_audio_mc_77.html
PluginAllianceで販売している、1176系といわれる類のコンプです。
あんまりコンプの良し悪しっていまだにわからないのですが
メーターがあってリダクション量が分かりやすいのと、このコンプは音が少しシャキッとする感覚があるので、いろんな楽器やボーカルにも使ってます。
あと、紫の見た目が好みですw
コンプかけようと思ったときにまず選ぶのがこれ。
もっとキャラが欲しいなぁと思ったときは
同じくPluginAllianceの真空管オプトコンプのプラグイン「ACME Audio Opticom XLA-3」を使ったりしますが、そっちはCPU負荷が高い。。。
4.PluginAlliance Ampeg SVTVR
https://www.plugin-alliance.com/en/products/ampeg_svtvr.html
ベースアンプシミュレータです。
最初は同じPAのSVT3PROのモデリングを使ってたんですが、
SVTVRのほうが深い音?がする感じだったので最近はもっぱらこれです。
SVT3PROがゴリゴリした音がするのに対して、SVTVRはブリブリした音がする感じ。
あーAmpegの音だ!って想像する音が出るのでかなり気に入っています。
わかりやすい乾いた感じの歪みがもっと欲しいな―って思ったときは
前段にTSE AudioさんのBODっていうサンズベードラ風のプラグインを入れてます。
https://www.tseaudio.com/software/tseBOD
個人的にはDIとキャビとのミックスができるともっといいのにな―と思いながら日々使ってます。
5.PluginAlliance Diezel VH4
https://www.plugin-alliance.com/en/products/diezel_vh4.html
名前の通り、実在するギターアンプのモデリングシミュレータです。
メタラーでもないのでDiezelなんて使うかなーと思ってたのですが
歪みの細かさとかノイズとのバランスとかが良くて、ゲイン高めのドライブサウンドは大体こいつを使うくらいには気に入ってます。
ch共通でpresenceとDeepのコントロールがあり、
メタルとかやるならそれを使ってやるとすごいドンシャリサウンドがすぐ作れるんですが
VH4についてはchごとのMidコントロールがあるので、ドンシャリだけでなくミッドよりのリードサウンドとかも全然作れます。
かなりオールラウンダーなアンプな印象。
ただキャビネットモデルがDiezelのものだとエッジが立っているサウンド寄りなので、サウンドバリエーションを増やす的な意味で別のキャビネットシミュレーターを通すとかもアリだと思います。
アニソン系のバッキングギターは大体これでいける。
6.izotope Nectar3
AIが設定してくれるボーカル向けプラグイン。
EQ,コンプ,ディエッサーとボーカルに必須のエフェクトがAIによる自動設定で簡単にかけられるというのももちろんらくちんでうれしいんですが
キー設定による、ピッチ補正とコーラスパート生成機能までついてて
マジでボーカルはこれさえあればいいやって気になってきます。
他人の歌ってみたのMixをしたい人はとりあえず導入すると幸せになれそうです。
きっちりコーラスパートもRecするのがベターなのはもちろんなのですが、
時間の都合だったり、デモ用途とかであれば手軽にコーラスパートが作れるのはかなり心強いです。
7.PreSonus Pro EQ
StudioOneに標準で入っているEQです。
背景がスペクトラムアナライザになっているのと、扱いやすい5バンドのパラメトリックEQなので、とりあえずイコライジングしたいときはこれ使ってます。
特に味付けや癖もないので、どの楽器どのパートにも使えて
EQの操作感もわかりやすくて良いです。
コンソール系のプラグインとかもたまに使いますが、あれは味付け用としてあまり積極的な音作りはしないで、前段につないだMC77とProEQで大まかな音作りを済ませちゃうことが多いです。
DAW標準のエフェクトは癖がなくて使いやすいのでちょいちょい出番がありますね。
8.Waves Kramer Master Tape
Wavesから出ているテープシミュレーターです。
アナログ感のある温かみある感じが欲しくて、いくつかテープシミュをトライアル版で使ってみたりしたのですが、
個人的に一番しっくり着たのがこいつでした。
プラグインとしては、テープレコーダーのアンプ部分のシミュレートと、
テープ自体のシミュレートのそれぞれがONOFFできるようになっていて
アンプ側も真空管アンプを再現しているので、アンプ側だけでも十分アナログ感ある温かみのある音になる気がします。
テープ側は、テープへ記録する際の磁束密度だったり、テープのへたれ具合とかを設定することで、音割れ感とか不規則なピッチずれ感とかをシミュレーションできたりもします。
ドラムの音がはっきりしすぎててなじまないなーってときは、ドラムを束ねたバスにコレをかけてあげるといい感じになじむようになったり、
マスターにインサートして、曲全体の雰囲気づくりにも使ったりできます。
新海誠監督じゃないですが、
分離良く綺麗に2mixした音源をアナログ系プラグインで程よくぼかす
という作業は個人的に好きだったりします。
(昔、誠監督は「背景さんが緻密に描いてくれた背景をあえてぼかすのが良い」みたいな発言をしていた記憶です、、)
9.PluginAlliance Shadow Hills Mastering Compressor Class A
https://www.plugin-alliance.com/en/products/shadow_hills_class_a_mastering_comp.html
これも同名の実機をモデリングしたプラグインですね。
オプトコンプとディスクリートコンプ(たぶん真空管コンプ)が二段直列につながっているのと、電源トランスが3種類から選べるのが特徴のコンプ、、だったと思います。
これも実機モデリングなので、通すとコンプほとんどかかってなくても音が何となく変わりますw
ピークをつぶしたり、積極的な音作りをする場合はMC77を使うことが多いんですが、
何となく音を太くしたいなー、とか思ったときは何となくこのプラグインをインサートします。(そんなんでいいのか)
10.PluginAlliance Brainworx bx_Bassdude
https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_bassdude.html
FenderBassman系のモデリングアンプですね。
僕の弾くギターでクランチ・クリーンの音が鳴っている場合の8割はこのアンプです。
実機のBassmanを弾いたことはないんですが、
ツイード系のFenderアンプとしてイメージされる、あの弦が振動している感じの生生しい音が再現されている気がします。
他のアンプに比べて箱鳴り、空気感のようなものを感じます。
ギターを録るときのアンプシミュレータは
先に上げたDiezelVH4とこのBassdude、あとはENGLのE765あたりが使用頻度が高めで、それで何となくイメージに合わない場合はAmplitubeを使ったりしてます。
リアルタイム性が求められていないからか、DAWというポストエフェクト前提の環境だからなのか、
BrainworxのアンプシミュレータはAmplitubeとかBIASとかよりも生々しいサウンドになっている気がします。
11.PluginAlliance Brainworx bx_rooMS
https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_rooms.html
Brainworxのリバーブプラグインです。
リバーブを選ぶ基準をあまりしっかりと持ち合わせていないのですが
単純に操作が分かりやすいのと、動作が重くないのでこのrooMSを多用している感じです。
良い点は、
MS処理でリバーブのステレオ感が操作しやすい点、
SouceDistanceという楽器までの距離感を操作できるコントロールがある点、
リバーブ音向けの2バンドEQがあること
使いこなせている感覚は全くしないのですが、
簡単操作で欲しい音が出てくるので、不満のないリバーブです。