適当に友人に曲のテーマを投げてもらってサクサク曲を作る練習
投げられたテーマ「空を飛びたい」
作業時間:120分Have you heard ‘空を跳ぶ’ by fits_696 on #SoundCloud? #np https://t.co/aBch66PbWx
— さとうたくや (@fits_696) April 16, 2020
上のツイートにぶら下げる形で毎日投稿してました。
友人に協力してもらって、
毎日お題をもらう⇒お題をもとにワンコーラス程度の曲を作って返信する
という感じで、1か月毎日
1日1,5h~2h程度を使って作曲練習してみました。
とはいえ、ルールは上記の
・1日1曲つくること
・つくったら公開すること
くらいしかないので、音楽的な縛りはほぼないです。
一人じゃ続かなかっただろうけど、根よく付き合ってくれた友達のおかげで1か月続きました。
なので、1か月時点での感想をだらだらとメモしておきます。
1、作業がテンプレ化してくる(良い意味でも悪い意味でも)
テンプレ化してくるというのは、迷う時間が減ってスピードが上がるということなので、基本的には良いことです。
ただ、こと音楽や芸術に関しては新しいものが生まれにくくなるという意味では、良くないともいえることなのかもしれません。
良いテンプレとしては、
ドラムの音色や、ギターの音色
録った後のラフミックス時のエフェクトのかけ方とかが、ざっくりと行えるようになりました。
ただ、悪いテンプレとしては
「とりあえずバッキングギター入れるかー」
「次はドラム入れるか―」
的な感じでワンパターンな作曲になってしまうところでした。
なので、意図的に別のパートから作り始めたり
先に曲のイメージを決めたり、
BGMっぽい曲を作ってみるとか
自分の中ではいろいろパターンをひねったつもりですが、結果はいかに。。。
2.自分のクセがわかる
短い時間でほぼリテイクなしで作業していくので、
だいたい、自分の中にある定番フレーズの改変が多くなります。
僕の場合は、ギターはロックンロール的なフレーズが多いのと
サビ前でついついブレイク入れちゃったりとか。
歌メロも、自分が気持ちいいフレーズをと思って打ち込んでるので
なんとなく似たようなリズムになっていく気がします。
ただ、クセは言い換えると「個性」でもあるので、
客観的に聞いて良さそうなクセは大事にしていきたいです。
3.フレーズの幅が広がる
1日1時間程度の練習なので、基礎演奏力は上がってないとは思うのですが
毎日ということで無理くりにいろんなフレーズをひねり出しているので、フレーズの発想力のようなものは少しずつ広がる気がしました。
特に、自分のメインじゃないパートのフレーズの幅が広がっていくのはとても良かったことの一つだと思います。
僕はドラムのフレーズの幅が広がりました。
というかドラムの重要性を再確認しました。ドラムすげえ。
4.自信につながる
曲作りのハードルが下がります。
とりあえず、”1.5h程度の作業時間でも曲として成り立つんだな”
って思ってしまえば、曲作りって難しくないなって思えます。
要するに編曲が大変なんだけど。
〆切が近いイベントでも申し込めますね。
5.ストックができる
1か月で30曲のストックが出来ました。
まぁ良い曲が書けてるとは思わないですが、
メロやリフの一部ということであれば、使える部分はたくさんありそうです。
ちゃんと時間かけて精査・アレンジすれば
たぶんアルバム一枚作れるくらいのストックはできてるんじゃないかなと。
6.楽しい!面白い!
1日1曲作るゲームだと思えば楽しい。
ぶっちゃけクオリティとかしょうがないよねって開き直ることさえできれば、逆に新しいジャンルにチャレンジするきっかけにもなる。
いろんなことやりながら、
ああ、音楽っておもしろいなーと改めて感じました。
7.やっぱ面倒くさい
何度か「今日はいいかな……」と思ったりもしながら
心に鞭打って続けました。
やはり
・友人にお題を出してもらっている
・毎日Twitterに公開している
の2点から
「ここでやめたらダサい」
というプレッシャーがとても大事な気がしました。
と、いう感じに
思ったことをつらつらと書き綴ってみましたが
できればもう少し続けてみようと思います。
目指せストック100曲。