投稿者: さとうたくや

PluginAllianceのMEGAXXLでもらえる10個プラグインを選んだ話

知っての通り、
PluginAllianceがサブスク始めた割と初期から、PAのサブスクに課金しているんですが
去年そのサブスク使い放題プランに大規模な変更が入り、

「いままで使ってた人は同価格で一番いいプランにしておいたぜ!」

っていう男前な仕様により、僕はMEGAXXLにグレードアップしたわけです。

……年契約の更新時期の8月になってようやく!

ということで、
今年からなんと10個ピックアップしてプラグインのライセンス持ってっていいよということなので、
わくわくしながら、10個選んじゃいました。

せっかくなので、何を選んだのか簡単に紹介していこうと思います。

1.ADPTR AUDIO Metric AB v1.4

https://www.plugin-alliance.com/en/products/adptr_metricab.html

最近ちゃんとリファレンスを聞いたり、きちんと制作し始めるにあたって
めちゃくちゃ有用なことに気づいたこれ。

あと単純にメーター類が豊富なので、
AB切り替えしなくても、とりあえず挿して確認するためのメーターとしても有用です。

一度使うと離れられない……!

2.Brainworx bx_limiter True Peak

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_limiter_true_peak.html

割と当たらしめなリミッタープラグインですね。

メーターと操作が分かりやすくて簡単に音量と音圧調整ができるというのと
質感の調整がXLとFOUNDATIONの2つのツマミで結構ざっくりできるので、
マスターの最終段に必ずこいつを入れて最終音量を調整します。

他のリミッターとかEQ,メータを組み合わせてもいいんだけど、こいつが一番作業効率高い。

3.Three-Body Technology Kirchhoff-EQ

https://www.plugin-alliance.com/en/products/tbt_kirchhoff-eq.html

わりと当たらしめな超多機能EQ。

ダイナミック、MS、再度チェイン、リニアフェーズとなんでもござれ。
とにかくEQとして考えられる機能詰め込みましたみたいな特盛感がすごい。

ちょっと処理重めな気もするけど、これももう離れられないですね。
メインEQの座を、StudioOne付属EQからついに奪いやがりました。

4.Kiive Audio Tape Face

https://www.plugin-alliance.com/en/products/kiive_tape_face.html

テープシミュはいくつあってもいいですからね。

TAPE MELOfiのほうはかなりダイナミックにかかるのに対して、
こちらは味付け程度にも使えるので、トラックでもマスターでも使える優等生。

基本的にWavesのKramer Master tapeをメインのテープシミュとして使ってるんですが
ちょっとWavesだからライセンス管理怪しいとか、バージョンが古いとかいろいろあるので
サブと言うか選択肢の一つとしてこいつは使えそうだったのでチョイスしました。

5.AMEK Mastering Compressor

https://www.plugin-alliance.com/en/products/amek_mastering_compressor.html

多段コンプを1台でざっくりやってくれるすげぇ便利な奴。

Shadowhillsを結構使い込んでたんですが、最近はこいつでガっとつぶしちゃうことが多いです。

ちょっとなんに使うかよくわかってないツマミもありますが
とにかくこれ1台でマスタリングのコンプが8割終わります。

6.ACME Audio Opticom XLA-3

https://www.plugin-alliance.com/en/products/acme_opticom_xla-3.html

めっちゃ使える味濃いめのオプトコンプ。

とりあえずトラックに挿してから考えるといっても過言ではない。

なのに今まで買ってなかったのなんでだろうなーと思ったら、
多分意外と値下げされづらいんだと思う。

マスターというより、コンプかけて圧を出したいパートやセクションに
きっちりかけてあげるとキャラが出ていい感じに太くなる。

おススメ。

7.Purple Audio MC77

https://www.plugin-alliance.com/en/products/purple_audio_mc_77.html

やはりコンプですねー。
こちらは定番76系のモデリング実機が元ネタになってます。

トラックのコンプ処理は、オプトコンプと76系コンプと
DAW標準の癖のないコンプがあればだいたい足りてしまいますね

あんまりLA-2Aタイプは使わない。。。

8.Kiive Audio Xtressor

https://www.plugin-alliance.com/en/products/kiive_xtressor.html

これも新し目でまだ全然使う癖がついてないんだけど
いい感じにサチるコンプで、トラックにかけると輪郭がたってくるようなイメージもあります。

そのうえで、かなりいろんなタイプに設定できる万能コンプのようなので、随所でいい仕事をしてくれると思っています。

9.Lindell Audio 50 Series

https://www.plugin-alliance.com/en/products/lindell_50_series.html

API系のシミュレーションですね。

僕はAPI系の音色のほうが好きなので、とりあえずこれは持っておきたいアナログコンソールシミュレーション。

10.Knif Audio Knifonium

https://www.plugin-alliance.com/en/products/knif_audio_knifonium.html

シンセですね。最近シンセ勉強中なので、とりあえず買ってみようということで買ってみました。

アナログライクなシンセのようです。

ということで、10本選んでカートにぶち込みます。

明らかに年額で払ってる金額を超えますね。

多分来年も10個もらったらもう必要なプラグイン揃いそうな気がしますw

ちなみに、すでに持っていたけどカートに入れそうになったプラグインは

bx_dynEQv2とbx_spreadshredです。

この二つは使用頻度が結構高めなのでまえに買ってたのですが、上記の万能EQ使い始めてからはdynEQの活躍の場が狭まってきてますね……

brainworxのコンソール系は3000Eとfocusriteのやつを持ってるので、他はそこまで心惹かれない感じです。

Plekやってみた

これが昨年12月の出来事。

そしてこの前。

ということでさっそく申し込んで、Plek体験してきました。

 

Plekって何よ?っていうのはググればそれなりに出てくるので、
あえて細かく説明するようなことはしませんが、簡単に言うと

ギター専用の精密検査装置ですね。

ここでいうギターは、アコギやベースギターも含みます。

 

 

いそがしい人向けのまとめ

  • Plekで調整すると、現在のネック状態を加味してベストなフレットの高さに調整できる
  • フレットに対する弦高ベースですべてを調整するので、今後の調整は基本的にトラスロッドでの微調整が良い
  • 新しいギターは変化しやすいので、Plekかけてもすぐにまた状態が変わっちゃうかも
  • ステンレスフレットでも価格変わらずフレット整形してくれる

大まかな作業の流れ

  1. 問診:希望する弦高や、現状の不満点などを伝える
  2. 検査:現在のギターの状態を計測して、不具合の要因を突き止める
  3. 相談:作業方針を決める。主なトピックは弦高とフレットの切削量になる
  4. 作業:フレット切削が無い場合は、リペアマンの調整飲みになると思う
  5. 最終検査:作業後の状態を改めて計測して、想定した状態になっているかチェックする

1.問診

Plekに限らずですが、
リペア・メンテナンス実施のために、担当のリペアマンと方針をすり合わせます。

今回僕のギターの場合は、大きな不具合がある感じはしていませんでしたが、

  • 10年選手なのでそろそろ状態を確認したい(5年前にフレット交換時に全体調整したけど)
  • 弦高が自分でセッティングしたので結構バラバラだと思う
  • 1弦で少しだけバズがあるかもしれない

というようなことを伝えつつ、
どちらかというと、計測してからいろいろ考えたいということを伝えました。

余談ですが、今回Plekをお願いしたのはクロサワ楽器さんで、
クロサワ楽器はきちんとしたFenderのディーラーなので、
シリアルNoを入れるとFender公式の製造記録が出てくるみたいでした。
このあたりは、工房みたいなところではない大規模店舗のメリットかもしれないですね。

「2011年の1月生産ですね。まあ、本社での検品日時なので日本の店頭に並んだのはもっと後ですが」

ということで、僕のギターの誕生日が判明しました。
Fender所有者でギターの誕生日が知りたい人は正規ディーラーかつリペアやっているところに持ち込んでみましょう。

2.検査

いよいよPlekの醍醐味の一つ。検査ですね。

弦を張ったままの状態を測定するため、
チューニングをしたうえで機械にセッティングします。

扉を閉めてスタートボタンを押すと、中でセンサーが動き始め
5~10分程度で現在のギターの状態がスキャンされます。

「ちょっと1弦のナットの高さが低すぎて計測できなさそうだったので、そこだけウマを挟んでます」

ということ。不具合なのか少し心配になっていろいろ聞いてみたところ
バズ・ビビりが発生しないなら問題ないが、計測上はこのナット高だとうまく計測できないらしい。

新品のギターならネック反りも考慮してかなり高めになっているんだが
前回フレット交換と同時にナットも変えた際に、かなりきちんとこのギターに合わせたナットセッティングをしてもらえていたらしい。

そんな微トラブルもありつつ、
僕のギターの自慢話を店員さんと話しているとスキャンが終わる。
(Road wornPlayerって今はもう珍しいよねって話しとか、改造箇所多いよねって話をしていた)

こんな感じに各弦におけるフレットの高さや弦高がデータ化されます。
緑ラインがPlekの描く理想線で赤い点線が現在の状態だったはず。

特に一番下の弦高のグラフを見ると
緑のラインに比べて、赤いラインが大きく上回っているのが分かります。
弦高高すぎぃ

 

 

これがd#011なので1弦のネックと弦の状態を横から見た模式図にしたもののようです。

一番下のグレーの部分の表面がネック表面のカーブ。
グレーの山の頂点を結んだ赤い線が現状のフレットの頂点を結んだライン。
赤い線のちょっと上に見えるのがPlekの提示する理想的なライン。

ちなみにさっき言った通り1弦はウマを入れたので
弦高のほうはローフレットほど正確な値が出ていない。
(別の弦の写真撮っておけばよかった・・・)

 

これが良いのか悪いのか良くわからなかったのですが
店員さん曰く「全然ネックの状態良いですねこれ」とのこと。

どうやら変な波うちもねじれも少なく、フレットも残っているので健康的ということ。
ちょっとトラスロッドを閉めるだけでネック自体は理想のカーブに近づくらしい。

 

3.相談

ここまでやってわかったことは

  • ネックの状態は良い方。特に不安な点は見当たらない。
  • フレットはいくつかバズが発生する可能性があるが、修正必須と言うほどひどいところはない
  • フレットのほうもたくさん残っているので削っての調整が安心してできる
  • 弦高がめちゃくちゃ高い。Plekの提示する「超高いプリセット」とほぼ一緒

ということだった。

ここで僕は選択を迫られるわけです。
1万円弱かけてフレットを調整するか、基本調整だけで終えるか。

……フルコース、やるしかないだろ!!

前日の会社の評価FBで少しいい成績だったのでボーナスがきちんと出るという見込みが立った僕は
すこしゆるくなっていた財布の紐をほどき、フレット調整までやることにしました。

というわけで、先ほどのわかったことそれぞれに対しての対応を羅列してみると

  • ネックの状態は良い方。特に不安な点は見当たらない。
    • トラスロッドを調整して一番いい状態にする
  • フレットはいくつかバズが発生する可能性があるが、修正必須と言うほどひどいところはない
  • フレットのほうもたくさん残っているので削っての調整が安心してできる
    • ステンレスフレットなので、バズ見込み箇所が1つも残らないように調整する
  • 弦高がめちゃくちゃ高い。Plekの提示する「超高いプリセット」とほぼ一緒
    • Plek基準の「高めプリセット」に変更する

とくにフレットに関しては、
僕はJescarの一番硬いステンレスフレットに変更しているので
がっつり削ったところで、ギターの寿命は十年レベルで残るだろうということだったので
思い切ってすべてのフレットを切削して、Plekの理想状態にほぼ100%に近い形で持っていく方針としました。

あとは弦高はもう、何が普通かぼくにはわからなくなってきたので
とりあえず「高め」を維持しつつも、
演奏性が上がるようにPlekのプリセットに近づけることにしました。

4.作業

とりあえず、トラスロッドの調整はサクッと実施して
再度検査をしたうえで、フレット切削量を決定します。

フレットをなるべく残すのであれば、
一番削る必要があるフレットと削る必要のない一番低いフレットの中間値を取るべきですが
今回はそんなマージン抜きで、
一番削る必要のない低いフレットに合わせて、すべてのフレットが適正な値になるように削っていきます。

今回はフレット切削が入るため、弦をよけた状態で
よりきっちり固定するようなセッティングとなります。

こんな感じにガリガリと削られていきます。

1回で削る最大量は決めてあるらしく、
1~21Fまで一通り削った後、改めてまた1~21Fまでの削る必要のあるフレットを削っていきます。

ということで、一番削る必要のある20F付近とかは10回近く切削が発生するとの表示でした。

一通り1~21Fまで削る1周あたりだいたい5分程度はかかるので
切削だけで1h近くかかるようです。

そしてその後に改めて弦高やナット調整をリペアマン側で作業することとなるので
合計1.5h~2h程度かかります。

 

ということで、ご飯を食べに出かけて
作業が終わったら電話をもらうことにしました。

5.最終検査

すべての作業が終わったとのことで、僕がお店に戻ると
すでに調整を終え、Plekから外されたギターが用意されていました。

その場で試奏してみましたが
とにかく、やたらと高かった弦高が普通になったことの変化が大きすぎて
フレットの切削とかのメリットは感じづらい状態でしたw

ただ、1弦にあったわずかなバズは解消されているようで
それとすべてのフレットがきれいになっていたので、ビブラートとチョーキングがやりやすかったです。

試奏して特に気になる点が無かったので、最後にデータを確認します。

ほとんどのフレットが
Plekの描く理想のラインと一致するような状態となっています。
弦高についても、理想ラインとほぼ一致した状態になっています。

横から見た模式図です。
ネックの多少の波打ちに対して、フレット側の高さを変えることで理想の曲線を出しています。

ここがPlekでのフレット切削の特徴で
弦を張った状態のフレット頂点のラインがきれいにそろうというのが一番のメリットだと思います。

見ての通りネック表面は多少波打っていますが
弦の当たるフレット部分はそろっているので、バズが発生しづらくなっています。

まとめ

ぶっちゃけ不具合がそこまでないギターにplekをかけたということと、
もともと弦高が高すぎたセッティングを普通に近づけたという変化が大きいおかげで
Plek自体のメリットを大きく享受した感覚はまったくなかった。

逆説的に言うなら
フレットのバズを抑えつつ、弦高を限界まで下げられるのがPlekの利点なのかもしれない。

とはいえ、すべてのデータが数値化されて
職人でも何でもない僕でも概要が分かる形で提示されてくれる安心感は凄いと思います。

基本的に僕は人間不信なので
いくら信頼できるリペアマンといえど、自分のわからないことが分からないまま終わるのは
少し気持ち悪い部分もあります(逆に全然気にならない人もいると思うけど)

あと、ステンレスフレットでも価格変わらないというところは魅力。
ステンレスフレットのすり合わせって、工房によっては料金上乗せとかなんなら拒否とかされることもあるんですが、
Plekはとくに追加料金などもなく対応可能。

好みの差はあると思うけれど、
弦を張った状態でのフレット高さを計測するので、必要最低限の削り量で済むメリットもある。

フレット調整は多分Plekのほうが全体的にメリットが大きいと思います。

なんか、工房だと1か月待ちとかあるっぽいですが
次の週末で予約取れてしまったので、もしかしたらまだクロサワ楽器にPlekあることが広まってないかも。

混む前にもう一本お願いしてみようか迷うくらいには、個人的にはPlekは気に入りました。

 

おまけ1:各弦のデータ

調整後の各弦のデータは写真撮ったので貼っておく。

あれ。。。1弦足りない。。。

オマケ2:リペア担当の人との会話

覚えている限り箇条書きしていきます(微脚色あるとおもう)

  • 10年使ったので、節目としてメンテしてあげようと思って持ってきました
    • 良いと思います!そのくらい時間がたつと結構状態が安定してくるので、Plekかけて調整しちゃえばしばらくはトラスロッド調整だけでコンディション整うと思います
    • トラスロッドだけ?
    • Plekは弦高に合わせてフレットの調整をかけるので、もしPlek後に弦高が変わったと感じたなら、それはネックが曲がった影響になります。
      なので、トラスロッドで元の弦高に調整するとPlek時の状態にほぼ戻るんです。
      逆にサドルで調整しちゃうと、いろいろと変わってきちゃいます。
    • 新品だとそんなにネック変わるんですか?
    • 結構グラグラしますね。製造から2~3年くらいは結構変わります。
      逆に言うと、それくらい経つまではネックが良いかわかりづらいです。
    • (ネックの検査結果を鑑みて)じゃあこのギターはすくなくともハズレではない感じですかね?
    • そうだと思います。全然不自然な曲がりとか無いので、これからも使えると思います。
    • やったー!(ぼくの心の声)
    • 多分、ちゃんと演奏してるからいい状態なんだと思います。
      仕舞ってるやつとかのほうが状態が悪いことが多いです。
    • 確かに10年間ずっとメインギターで使ってますね……
  • Plek自体が入ってたの12月に見てたんですけど、今まで調整してたんですか?
    • ずっと店頭の在庫に片っ端からPlekかけたりしていました。なのでようやくお客さんのを受け入れるだけの余裕ができた状態ですね
  • (リペアマン)なんか結構手が入ってますね。。スイッチとかも変わってますし
    • 木材とブリッジプレート以外はほとんどオリジナルが残ってないですね(嬉々として答えるぼく)
  • ステンレスフレットでも料金変わらないのでPlek助かりますね
    • そうですね、ステンレスフレットだとすり合わせで工具が痛んだりしやすいので、工房だと断られる場合もありますからね。
      ステンレスフレットのギターのほうがPlekは相対的にお得だと思います(笑)
  • (計測結果を見たリペアマン)弦高めちゃくちゃ高いですね
    • (ぼく)高めくらいに思ってたので、もう何が普通なのかわかりません……
    • Plek基準のExtraHighのプリセットよりも高い弦もありますよこれ
    • (ぼく)そんなに高いんですか……
  • (作業終了後のリペアマン)結構風合い出てますけど、レリック加工してます?
    • (ぼく)初期Roadwornなんで、もともと少し多めではありましたが、1/3くらいは本当に使用感出てるだけだと思います
    • さっきほかの店員さんが「CSですか?」って言ってた
    • (ぼく)超うれしい
  • 今回Plekかけたんで、次回はまた10年後ですかね
    • 割と本当にそのくらい持つかもしれませんね。
      ステンレスフレットなのでフレットは10年持つと思いますし、あとはトラスロッドで適切に調整できればPlekかけた状態にすぐに近づけられると思います
    • マジですか。じゃあ、あとは事故だけ気を付けないとですね……

ギターの見た目褒められたのうれしい!!!

 

ToneXPedal DTMバンドマンの使い方&レビュー

IK multimediaのToneXPedalが発売されました。

色々検討した結果、買うことにしたのでDTMとバンドマンそれぞれの視点でレビューと使い方を解説していくよ!

ToneXPedalの使い方まとめ

実機の使い方はこっちにまとめてます!

レビューまとめ

便利な機材ではなく、比較的玄人向けのキラー機材

アンプライクな歪みペダルを色々買い揃えるなら、これを選ぶのも一つの選択肢。
自分のお気に入りのアンプのサウンドを、気軽に持ち歩きたいという目的においては
Kemper,Quadcortexの代替となりうる。

音はアンプっぽくて格好いいし、ライン出力する場合のクオリティはかなり高い。
操作性や機能も必要最低限をおさえた作りになっているが
マルチエフェクター的な自由度、遊び的な部分がないので、発展性は無い。

人によって合う合わないが思ったより分かれる機材だと思うので
購入する場合は、きちんと事前検討すると良いと思う。

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ToneXPedalの使い方まとめ

公式は英語マニュアルしかない上に、ユースケース別にまとまっていないくてわかりづらい!!
公式から日本語マニュアルが出ました。ありがたや。

ということで、ページビュー稼ぎもかねて自分なりのマニュアルを作成してみることとします。

レビュー兼僕なりの実際の使用シチュエーションの考察はこちらで!

ToneXPedal DTMバンドマンの使い方&レビュー

要点のピックアップ

  • 本体についてるVOLUMEだけはプリセットごとの保存ではなく共通だから注意しろよ
  • エクスプレッションとかフットスイッチで可能性が一気に広がる
  • 音作りはPCでやった方が絶対良い

公式マニュアル(英語)

https://www.ikmultimedia.com/products/tonexpedal/#manuals

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DEAD DAYS/CLOCKUP プレイ後感想

曲が好き♡(キルル風に)

 

前々から気になっていて、この前のセールで買って積んでたんですが
ちょっと思い立ったのでプレイしました。

ネタバレ少な目あらすじ

 

目が覚めると、周りには見知らぬ男女3人。

「お前死んだっしょ?今日、どっかで」

は?こいつ頭大丈夫か?
じゃあ今ここにいる俺は何なんだよ。

そんなわけが……

「!!」

記憶とともにぞっとする寒気が股間からぶわっと吹き上がってくる。


集められた4人の共通点は
どこかで一度死に、そして蘇生させられたということ。

そして、その代償として二つの副作用を与えられた。
ひとつめは、充電の必要性。顔も知らぬ「組織」からのミッションをクリアしなければ、死体を動かすための動力を切られ、再び死ぬ。
もう一つは、生の実感を得るための性衝動。死んだ体を騙し欺き続けることによる性行為への渇望。

死体を騙し、友人を騙しながら過ごすかつての日常と、
ミッションと称し”幽霊”と戦い、殺すことで死を先のばすかつての非日常。

そんな毎日が、俺たち蘇生死体<リブートボディ>の新たな日常、俺たちのDEADDAYSだ。

ネタバレ少な目感想

基本的には
タイトルの通り”死”をテーマにしつつ
その命題の裏としての”生”を描いた作品。

バトルやリブートボディの真相を突き詰める的な
アクション、ミステリ、SF的なエンタメ感はさほど強くなく、
ヒロインとの心のつながりや人情ドラマといった、
いわゆる恋愛ゲーム的な要素もあまり濃く無い。

じゃあ、この作品のどこがいいの?って言うと
結局登場する人物たちの死生観に対してどう感じるかという部分なんだと思う。

エログロ和姦輪姦虚無姦とエロシーンは比較的多めだけど
ちょっとアブノーマル気味な点も強いので、美少女ゲー好きにはちょっと合わないかも。

ちょっとルビの癖が強かったり、
エログロや倫理的に良くない描写は多いけれど
体験版で続きが気になれる人なら、その勢いで全編プレイできる内容かなと思います。
(そこまで長くもないし)

 

あ、あと幼馴染の女子に罵られたい人にもジャストミートするかもしれないです。

 


以降、ネタバレありの感想をつらつらと書いていきます。

 

 

 

 

 

 

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ZEN GO SYNERGY CORE を導入![レビュー&使い方]

と、届いたぁ!!

セールで発売時くらいの価格になっていたのを見つけ、
円安で値上がりしそうな気もしたので思い切って購入。

antelope audio ZEN GO SYNERGY CORE です!

うーん、高級感!!
そりゃあ、今使ってるAxe I/Oより少しお高いですからね。

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