1000円のコンデンサマイクセットを買ってみた!!

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0B6Q6DDBG/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

Amazonで999円だったので(ときおり値上がりしてそうです)
ちょうどこのタイプのブームが壊れたので、
ブーム買ったらマイクもポップガードもついてくるという気持ちで買ってみました。

 

さて、ぽちってから気づいたのですが、

①USBマイクって商品名にあるのに、ケーブルと写真を見る限りマイクはXLR接続だ
あれっ?USBマイクじゃなくて普通のコンデンサマイクなのでは…?
②XLR接続だけどオーディオインターフェースとの接続はフォンジャック
あれっ?コンデンサマイクならファンタム電源が必要なはず……?

ということで、届く前から怪しさMAXではありますが
ブーム単体でも1000円くらいするので、ここはマイクとオーディオインターフェースが無料でついてくるものと思ってわくわくしながら待機します。

 

届いたぞ!!

結構立派なパッケージだな!

セット内容です。
撮影のためにすべて袋から取り出しましたが、ほとんどの機材は袋に入ってました。

ついてきたケーブルがなんと
XLR⇔ミニフォンTRS というなかなか特殊なケーブルだったので
せっかくだからどこが結線されているか確認してみます。

Tip:②
Ring:②
Sleeve:①③

テスターで測るとこんな結線具合でした。
ということは、マイク側は②がHot、1,3は結線されているアンバランスタイプと思われます。

マイク自体の質感は悪くない。
ちょっと軽いのと金メッキが安っぽいが、金属製で堅牢な触り心地だ。

アマゾンのページにも記載があったが、周波数特性まで記載があるのは素晴らしい
(本当に録れるかはおいておいて。)

 

さて、せっかくなので
普通にXLRのケーブルでオーディオインターフェースに接続してみましょう!

……音が出ない。。。

とにかく怪しい機材なので、ファンタムの48Vをかける気にもなれず、
いったん諦めます。

 

次に、付属のケーブルで変換したものを
さらに標準フォンジャックに変換して、Hizインプットにつないでみます。

……死ぬほどレベルが小さい!!
メーターが微かにしか動かない!!

 

ということで、おそらく
プラグインパワードタイプのコンデンサマイクなんじゃないかなと予測。

PC用のマイクで良くあるタイプ。
見た目だけオーディオ機器風にしていますが、中身はショボそうです。

 

さて、付属のオーディオインターフェースと接続してみましょう。

……死ぬほどレベルが小さい!!
メーターが微かにしか動かない!

 

 

……え、嘘!?なんで?

 

いろいろオーディオインターフェース側も怪しいので
PCのサウンドカードのマイク端子に接続してみます。

……レベルが上がらない。

試しにWin標準のボイスレコーダーで録音してみる。

……ノイズしか入らない。

 

 

 

\(^o^)/オワタ

 

 

 

神は言っている―ここで終わる運命ではないと―

 

早速マイクを分解します。

安物マイクだからどうせマイクカプセルから直結だろうと高を括り、
中を開けてみるとそこには。

基盤が入ってる!!
しかも結構部品点数があるので、ちゃんと仕事しそうな基盤だ!!

 

基盤に何やら文字が書いてあります。

”BM-868-A”

https://www.alibaba.com/product-detail/BM-868-USB-Microphone-Professional-Metal_1600249084173.html

あれっそれってUSBマイクの型番ですよね?

 

……それなら、USBの5V内部昇圧で48Vファンタム電源駆動している可能性もあるのでは…?
このマイクはその昇圧部分が抜けてるだけなのでは……!?

 

実際にやってみた。

 

ドキドキしながらオーディオインターフェースのファンタムスイッチを入れると、、、

 

信号が来てる!!!
しかもちゃんと音量が出てる!!

リアルタイムモニタで聞いてみると、きちんと声を拾っていることが分かりました。

 

結論:マイクはファンタム電源が必要な普通のコンデンサマイク。

 

ついてきたオーディオインターフェースでは全く使えないので
セットとしては明らかに不良品です。ありがとうございました。

 

僕みたいな音楽機材オタクにとっては、不良品どころか
普通に使えるマイクでラッキー!という感じですよ。

 

試しにアコギを録音します。

 

2トラック録って、ノーマライズしてパン振っただけで未加工です。

明らかな変なピークとか、ハイ抜けロー落ちもなくて、常用に耐えられそうな印象。

 

スピーカーからYoutubeのピンクノイズを再生して録音してみました。

100Hzのピーク、その手前の落ち込み、10kあたりの山が見えますね。

10khz付近の山はカタログスペック通りじゃないか!!!!

 

ローあたりはスピーカーの特性やスピーカーからの距離の問題もあるかもなので
実際問題どこまでフラットに録れるてるのかは、謎です。

 

 

〇良くないポイント

軽くて中がすっからかんなので簡単に共鳴してしまう。

多分本体の共鳴についてはなんも考えてないですね。

そして、カタログスペックにも「3.5mmプラグ」と書いてあるので
48Vをかけ続けていいものか、信頼がおけない!!

あとついてきたXLR⇔ミニTRSのケーブルの用途が無い。
結線が変なところでされてるから、マジで用途が無いと思う……

結論

1000円で卓上ブーム買うつもりでマイクセットを買ったら
詳細不明のコンデンサマイクが手に入った。

あと、ポップガードが余った。(すでに家に2つあったので3つ目……)
ほしい人、居る?

〇最後に補足というか注意事項

記事内ではサラッと流しましたが

まず、基盤で一番目立つトランジスタには「K596B」の文字。
2SK596、FETです。
なのでこの回路の役目はおそらくプリアンプかなーと思ってます。

あと、XLRから伸びている3本の線をたどってみると、
いずれも基板上で単純な短絡回路になっていませんでした。

という構造を確認したうえで、先に挙げたUSBマイクの型番の件もあり、
「ざっくり5割くらいの確率でこれは普通に48Vかけるとバランス出力するプリアンプ内蔵の普通のコンデンサマイクなのでは?」

という気持ちでオーディオインターフェースの48Vのファンタム電源をONにしています。

 

まあそもそも短絡されているダイナミックマイクに48Vかけても機材はなかなか壊れないので
そこまで危険ということではないという経験則もありますが

機材が壊れたり、意図せぬトラブルを引き起こす可能性があるので
説明書に記載のない使い方はあくまで自己責任で!!

この手の製品は、パッケージそのまま中身変わったりするので
記事の内容を鵜吞みにせず、基本的には
「商品説明通りのアイテムが来ること」
「説明通りでなければ返品すること」
を前提にネット通販は利用しましょう。。。

 

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