ちょっとエフェクターボード改修月間なので
細々と機材を買い足しています。
なのでそれぞれの機材の簡単なレビューとかを書き残しておきます。
- Lee custom amplifier tx-1
- Jimdunlop 95Q Crybaby
- dbx 286s
- Onecontrol Mosquito Blender Trail with BJF Buffer
- Samurai sound crazy fuzz
今日手に入れたちょっといい機材
ほぼほぼリアンプとレコーディング用 pic.twitter.com/ZETK7iVNjK— さとうたくや (@n_s_lab_tokyo) December 17, 2021
lee custom amplifier の tx-1ですね。
回路の中心にトランスを使った、珍しいタイプのクリーンブースターです。
ファズ買いに行ったついでに試奏してきたんですが
「JCM2000アン直にこれでブーストした音が一番気持ちよかった」
ということで購入。
現状のバンドは基本的にエフェクターで音を作っているので出番はないですが
自宅での録音の時とか、リアンプでOR15を通すときにこいつでゲインをぶち上げます。
Youtubeとかにもいくつか試奏動画あるので、聞いてみればわかるんですが
ローノイズながら音量を爆上げしてくれる機材です。
それでいて、少し締まった音というか
良い意味で耳に当たる音になるところがきっと上手くチューニングされてる部分だと思うんですが
多分、リアルのバンドで鳴らしてる時にこの差が必要かと言われたら
ロックバンドには必要ないですね。。。
クランチ系の音を多用するファンク・ジャズ系とか、ポップスのバンド、
ロックならギター中心の楽曲のレコーディングとかで威力を発揮すると思います。
ただ、アンプの歪みがメインの場合は
ギターアンプをプッシュするための前段ブースターとしては非常に優秀だと思います。
でも、そのフラットな特性ゆえにローの帯域も含めてアンプに突っ込まれるので
歪みの大きいアンプへの前段プッシュとしては、やっぱりハイとローがいい感じに消えるTS系とかの方が気持ち良いのかも。
基本的にはフラットな特性なので
あとで、プラグ変換噛ませたリボンマイクにも使ってみようと思ってます。
ぶっちゃけコスパいいかって言われると首を傾げる機材。
いい機材ではあるんだけどね。
買ったワウ。
初めてのバネ式ワウペダル。
いま30分くらいコレで遊んでたんだけど、かかり始めが違うとこんなに使い勝手違うものなのかと驚いてるワウのピークの調整もできるので、基本的にはエグ目にして使います pic.twitter.com/CIRBAkFBuP
— さとうたくや (@n_s_lab_tokyo) December 17, 2021
Jimdunlop 95Q Crybaby
ワウペダルですね。一時期流行った?バネ式のワウです。
バネ式なので、足を離すと踵側を踏み込んだ状態に勝手に戻り、
その状態が0コンマ数秒続くとエフェクトがオフになります。
(オフまでの長さは調整可能)
これは、ギターソロとかでしかワウを使わない僕にとっては超便利機能。
いつもワウを買ったら、ONOFFのインジゲータLEDつけてたんですが、
これなら無くても大丈夫そう。
ただ、踵まで戻しきって使うと簡単にエフェクトオフになっちゃうので
踏み込み加減だけでなく、戻し加減を考えて使うという点で慣れないと難しそう。
リズミカルに4分で踏む人とかは、踵側もリミットまで使った方がリズム取りやすいので、多分普通のワウの方が良さそう。
あとは、ワウとしての音質の調整機能があるみたいです。
ワウの音って原理的には
特定周波数帯域を持ち上げて強調するようなエフェクターなんですが
その強調度合いを
・中心からどれくらいの範囲を
・どれくらい持ち上げるか
をそれぞれつまみで調節できるみたいです。
パライコわかる人にはGainとQが弄れるって言った方がわかりやすいですね。
これだけでも、なんかいろいろ操作できる面倒なワウだなと思いますが
ワウをONにしている時だけ全体の音量を上げるモードへの切り替えスイッチがついています。
Crybabyなので、基本的にはえぐ目にかかるワウなんですが
GainとQをマイルドにすると、なんとなく薄い感じのワウにもなります。
まあ、僕が求めてたのはえぐいかかり方する、ギターソロ用の必殺技みたいなワウだったので
Gain最大で使うことになるんでしょうね。
Q幅は狭ければいいってものではなく、狭めすぎると音が細くなってしまうのでちょっと調整が難しそうです。
買ってみた。
オールインワンで手っ取り早そうなので試しに。リモート会議の音質が上がる…… pic.twitter.com/fgHGxYCFxx
— さとうたくや (@n_s_lab_tokyo) December 11, 2021
これはボード用じゃないですが、ついでに紹介。
dbxの286sですね。
マイクプリとコンプ・ディエッサー・エンハンサー・ノイズゲート
が1台にまとまった機材です。
値段もそれなりなので、そこまで音質が良くなる期待はしていないけれど
軽めのコンプとディエッサーはかけてとった方が、ボーカル本人がモニターしやすくなると思ったので購入。
もし余裕があればマイクプリアンプは別途買いたい・・・
今は基本的に、仕事で使う電話会議用のマイクにつないで試してますが
やっぱりノイズゲートとディエッサーがあると違いますね。自分の声が超聴きやすいです。
あと、アンプ用のリアクティブロードも繋いで使ってみましたが、
そもそもリアクティブロードを繋ぐとなんとなくハイ落ちしているような感覚があったので、286sのエンハンサーでちょこっとだけハイを持ち上げると、なんとなく気持ちいい感じになります。
結果的に自宅のリアンプ環境が
AxeI/O -> Tx1 -> OR15 -> Captor8 -> 286s -> AxeI/O
というルーティングになりました。
年末年始とか、暇ができたらこの環境で1曲ギター録りたいですねー
あと、写真撮ってツイートしてない機材が2つ、
一つ目として、Onecontrolのブレンダー兼スイッチャーも買いました。
今、BIAS DelayのスイッチングにBossのLS-2を使ってたんですが
僕が個人的にBOSS使いたくない派閥なので、Onecontrolに切り替えます。
というか、普通にBOSSより機能性が高い。
ドライ音も混ぜれて、Tailもスイッチャー側で作れる。
(その分BOSSは2chあるんだけど)
BIAS Delayのためにあるような機材ですね(違
実質BIAS Delayの実戦投入には3万円かかってることに・・・
スイッチャーが小さくなったので、
ボードからはみ出る部分が減りそうな予感です。
もう一つは、
samurai sound crazy fuzz です。
TX1のところで”ファズを買いに行った”と書きましたが
そのノリで買ってきたファズです。
本当は、2万くらいのちょっといいファズを買う予定だったのだが・・・
すでに売り切れてた。。
ということで、急遽それっぽいファズを片っ端から試奏させてもらったんですが
このファズは繋いだ瞬間笑っちゃったので、とりあえず買うことに。
サウンドの傾向は、ファズファクトリーとかと同じく発振系ファズ。
でもコントロールが少ないので、サウンドの幅は狭い。
狭いんだけど、使い易いコントロールではあると思いました。
きっちりサウンドがミュートされるゲートが入っているのと、発振音の雰囲気を変更できるコントロールがあるので
意外と狙ったサウンドが作れる感じです。
(ただし、歪みのゲインらしきコントロールは存在しない)
明らかに個性的なファズだったので、とりあえず購入。
http://www.takkyparts.com/index2.php?page=custom_kit/uglyface_mini/index.php
後で調べたらキットも売ってるのね。
ミニサイズなのでこっち買えばよかったかも。