Macbook Air(Apple silicon M1,2020) のDTM環境についてのメモ

とりあえず、Macbookを買ってから
こっちをメイン環境にすべく、色々やりながら半月経ったので、
2021年7月時点の現状のDTM環境についてメモを残しておく。

各ソフトについて、公式の情報を併記していますが
多くのソフトは公式での対応を明言していません!

あくまで、僕の環境では動いているよ、というくらいの参考情報として考えてください。

My環境:

MacbookAir(2020)
– AppleSiliconM1(GPU7Cores)
– 16GB RAM
– 500GB Storage
– Big Sur 11.4
Sandisk portable SSD 1TB
StudioOne 5.3

Grageband

Apple純正なので、M1ネイティブで動作する。
のだが。

サードパーティーのプラグインを使用する場合は
ネイティブ対応していないものがほとんどのため、Grageband自体をあえてRosetta経由で起動する必要がある模様。

FinderのアプリケーションからGragebandを探し、右クリックで情報を表示を選択
Rosettaを使用して開くにチェックを入れるだけだ。

上記の手順はM1ネイティブ対応しているアプリなら、基本的に表示されるが
もともとRosettaでしか開けないアプリは、表示すらされないで自動でRosetta経由になる。

Rosetta経由で起動するモードであれば、後述するPiaproeditorとかも起動できた。
AudioUnitしか使えないので、VST系のプラグインは使えないが、有償プラグインの大半はAU対応なので
おそらく手持ちのよく使うプラグイン類は問題なく使用できるだろう。

Macを買ったから使ってみたはいいが
ミキシングコンソール画面がない時点で、僕としてはミックスにおける操作性がNGなので
Gragebandを使って何かを作ろうという感じにはならなそうだ。。。。

でも、自動でドラム叩いてくれるDrummerは便利。

 

StudioOne5

https://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/support/

公式にてRosetta経由の起動をサポートしています。

ネイティブ対応する気はあるのか、今後どうなるかは気になりますが
今のところ、Rosetta経由で問題なく動作しています。特に重いとかバグるとかもないと思います。

こちらはホストDAWがRosetta経由で起動しているので、何もオプションをつけずともプラグイン類も使用できる。
AUとVST2/3に対応しているので、それぞれをインストールしてると
リスト上は結構な数のプラグイン数になってしまった。。。。

PluginAlliance 各プラグイン

https://www.plugin-alliance.com/en/support.html

Up to date, we do not yet support Apple Silicon devices natively. However, with our Maintenance Update 01.21, we are already compatible with Logic on Silicon devices via the Rosetta-2 layer.

Many other DAW´s like Pro Tools, are not yet officially qualified for Apple Silicon devices, however, we have tested our plugins to also work via the Rosetta-2 layer with:

  • Ableton 10/11
  • Studio One 5.2
  • Reaper 6.18

Simply use the Installation Manager to download and (re-) install the products to update and benefit from the improvements.

Logic,Ableton,StudioOne,Reaper にてRosetta経由で使用した場合の動作確認はしているよ!
という公式QAがあります。

#Cubaseは対象外なのか。。。時代の移ろいを感じる

実際、僕の手元でもほとんどのPAのプラグインが特に不都合なく動きます。

……が、ごくたまにライセンスチェックでエラーになることがあります。。。
DAWを再起動すると大丈夫だったりするので、大事には至ってないですが。原因不明。

Wavesプラグイン

https://www.waves.com/support/waves-with-apple-m1-processors

Last updated on: 1/31/2021 6:42:26 AM

Waves software is not yet officially supported on Apple Computers with the new Apple Silicon M1 processors.

We are working on providing official support. We expect developments in the near future and will update this page with new developments as they are available.

In the meantime, here are our findings:

Pro Tools 2020.12, Ableton Live 10, FL Studio 20.10, Studio One 5, Reason 11, Bitwig Studio 3.3, Digital Performer, Adobe Audition 2020
These DAWs have not yet announced official support for M1 processors. However, we have found that Waves V12 plugins load and work, when these DAWs are running in the Rosetta 2 emulator environment. Still, this is not official support, Waves Support will not be able to troubleshoot technical issues.
Waves Central, standalone instruments and amps
These applications load and work properly on M1 processors, running in the Rosetta 2 emulator environment. Still, this is not official support, Waves Support will not be able to troubleshoot technical issues.

まだネイティブ対応はできてないよ!
ただ、ProTools ,Ableton,FLStudio ,StusioOne,Reason ,DigitalPerformer,AuditionでRosetta経由で動きそうなことはこっちでも確認したよ。
でも、公式なサポート外とするので、エラーが起きても僕らは解決できないかもしれないのは承知した上で使ってね。

とのこと。
PluginAllianceはRosetta経由もある程度サポートしそうな雰囲気だったのに対して
Wavesはお堅く、「動きそうだけど保証はしない」というスタンスを明確にしている。

ちなみに、僕が唯一持ってるWavesプラグイン、Kramer Tape simulation は問題なく動いている。

IK multimedia

https://www.ikmultimedia.com/faq/index.php?id=1412

Most IK products are compatible with M1 macOS systems using Rosetta 2. Upon installing IK Product Manager for the first time you will see a message requesting you install this. In short, Rosetta 2 enables a Mac with Apple silicon to use apps built for a Mac with an Intel processor.

*The iRig BlueBoard app is currently not compatible with M1 systems.

Below is a list of all software confirmed compatible with M1 macOS systems.

Rosetta2を使うと、ほとんどのソフトはM1Macでも動くよ!

とのこと。

実際、僕の手元でもAmplitubeもMiroslav PhilharmonikもT-RackS もMODOBASSも問題なく動いた。

ただ、SampleTank4は何故か落ちることがある。。。

後で再インストールして確認してみるけど、音源の置き方とかでも動きが変わるかもしれない。
(僕はサンプルライブラリを外付けSSDに入れている)

izotope

https://support.izotope.com/hc/en-us/articles/360052231634

ARM Silicon chips

All iZotope products will require an update to be compatible with the new hardware. We’d recommend waiting for official compatibility before installing. Check back in on this article for compatibility updates as they become available.
We’re currently aware of an issue that some products have causing failed validation in Logic Pro.

最新の対応状況にするには、常に最新のアップデートを適用することをお勧めするけど、
公式サポートはまだできる状態じゃないので、確実性を求めるならアナウンスできるまで待ってね

少なくとも、Logicでうまく動かなそうなことは発見してるよ。

とのこと。公式としては「非サポート」ということになります。

 

ちなみに、
Ozone ,Neutron,Nectar,RX8
全部僕の環境だと問題なく動作しています。Rosetta優秀ですね。。。

BFDDrums BFD3

https://www.bfddrums.com/drum-software/bfd3.html

Is BFD3.4 supported for macOS Big Sur and the new M1 processors?

BFD 3.4 is fully tested and support for use with macOS Big Sur.

BFD3 is still in testing for use with M1 processors. At this time, M1 processors are considered not supported. 

公式としてはRosetta含めてサポート外。
頑張って検証中ですとのこと。

僕のMacにも入れてみたんですが
初回は、ライセンス認証がうまくいかず、
改めて全てインストールし直してみたら、何故か上手くいき、今はBFD3,動いています。

理由がわからなかったので、何となく再インストールしたらまた失敗しそうで怖い。

 

BFDDrumsになってからWindowsでも起きていた、サスティンの音切れと書き出し時のハングアップは同様に治ってませんが
ハングアップ後、BFDを再読み込みして通り書き出せば、問題なく鳴ってくれているみたいです。

一応動く。でもここまでに上げたソフトの中では一番不安定かも。
(SampleTankも怪しかったけど)

 

Line6 HelixNative/HX Edit

https://line6.jp/news/1202/

現時点で、以下のアプリケーションのmacOS 11 Big Surとの互換性を検証し、問題なく動作することを確認しています。

Helix Native
HX Edit

というわけでBigSurとの互換性はサポートしているが、
M1については言及されていない模様。

https://line6.com/support/topic/58382-helix-native-on-m1-macs/

フォーラムの方でも議論が白熱する話題の模様。

結果として、
僕のMacbook上では、動作している。

ただし、HelixNativeについては、ファクトリープリセットが2回目の起動以降はどこかに消え去った。
既にWindows機とかでプリセットを作っているなら、リスト丸ごとインポートするだけで特に問題なく使えそうだ。

そうでなくても、リスト上のエラーが出ているプリセットを片っぱしから上書きしてしまえば、問題なく使えそうな感じ。

僕の場合は、HXStompのプリセットをそのままHelixNativeにもインポートしてから、PC向けに改変したりしています。

 

初音ミクv4x&PiaproEditor

https://www.vocaloid.com/news/macos-big-sur/

Apple Silicon 搭載 Mac

現在、動作検証を行っております。
情報が揃い次第、対応状況を掲載いたしますので、しばらくお待ちください。
製品との互換性が確認されるまではサポート対象外となりますのでご注意ください。

ヤマハさんの対応は上記の通り。

https://ec.crypton.co.jp/support/platform

クリプトン側は、OSごとに対応製品をまとめてるんだけど
IntelだろうがM1だろうがBigSurはそもそも対象外。

……と思ったら、このページ、どのOS見ても(Windows10 64bitすらも!)HATSUNE MIKU V4x が見当たらないんだが!!
#V3までは載ってる

対応状況が謎すぎる。。。

ちなみに
僕の環境だと、初音ミクV4x動いています。
Gragebandでも、StudioOneでも起動を確認しました。
ただ、起動するたびにVOCALOIDエンジンのアップデートを要求する通知が出てくる。
リンクからアクセスしてもアップデートできないのでとりあえず無視してるが。そのままでも動いてくれはする。

CeVIO AI

これはWindows専用ソフトなのでMacじゃ無理。

試しにWineで動かしてみようかとも思ったけど、インストールの時点でうまくいかない。

こればっかりは、Windows PCを起動するしかなさそう。


ここからはハードウェアについてもいくつか。

AXE I/O

Ikmultimediaのプラグインと基本的には同様。
コントロールパネルのソフトはサポート対象外だけど
たぶん標準ドライバで動くので、例えコントロールパネルをインストールしなかったとしても、使えるはずだ。

AKAI MPK mini mk2

StudioOneでMidiキーボードとして普通に認識した。

ただ、ユーティリティソフトはうまく動かないみたいなので、
パッドなどのキーアサインができないかもしれない。

キーアサインは本体内メモリに保存されるので、
パッドを効率的に使いたいなら、Win機で編集してからMacに繋ぎ直すしかない。

HXStomp

HXEditインストールで問題なく使用可能。

おそらくオーディオデバイスとしてはAxeIO同様に標準ドライバでも動くと思われる。


 

雑な結論

Rosetta2優秀。

ただ、不安定なアプリもやはりあるし、公式サポート外なので
真面目にDTMをやるぞ!と意気込んで1台目のパソコンとして買うには現時点でもまだ時期尚早。

とりあえずGragebandとかLogicの付属音源とかエフェクトメインで作るので良しということであれば
マシンスペック的にも十分なコスパを発揮する。

 

僕としても、何かあればメインで使ってたWin機に戻ればいいや、
Macはバンドのレコーディングとか出先作業用、というつもりで買ったんですが

思いの外Rosetta経由で、プラグインとかもサクサク動くもんだから、
僕の自宅作業でもメインPCの座を勝ち取っています。
(Win機はゲーム&VR用になってる。。。)
おうちでは一応、作業中はファン付きのノートPC台に乗っけて冷やしてます。

 

GPU必要な作業は、グラボ載ってるWin機でやれば良いとはいえ
こんなことならGPUも高いやつ買っておいてもよかったかも。

 

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