<前回のおさらい>
Wineを使おうとしたが、微妙な結果。
動くといえば動くが、互換性は???
<今回の結論>
parallels Desktopすごい。
MacでCeVIO動いてますね。。。
まず、VMwareFusionの評価版を使ってみる。
こちらを参考にしつつ、構築していきます。
前回もやりましたが、Homebrewのインストールはこちら
https://brew.sh/index_ja
インストールの最後にWarningが出てきて「PATHに登録してね」って言われるので、
そこに書いてあるコマンドを打ち込むだけでPATHに登録できる。
Windows動いたあ!
けれど、なんか動作がもっさりするし
気づけば、なぜか「設定」が開けない状態に。
いや、僕の操作が悪かったのかもしれないが
初めの段階で言語設定とかをきちんとしておく方が良さそうだ。
とりあえず、個人利用範囲であれば、現在は評価版ということで無償で使用できます。
そうした価格面でのメリット自体はあるものの
動作自体は比較的不安定でちょっと厳しいかなという印象を受けてしまいました。
後述のParallelsDesktopも入れたので、さっくりアプリごと環境は削除しました。
せっかくなのでparallelsDesktopのトライアルを使ってみる
M1Macにインストールすると
自動的にWindows11のARM評価版のインストールを勧められる。
勧められるがままに、インストールを洗濯すると
ものの数分でWindows11が起動。
ファイルもMac側と共有されていて、やりとりも楽ちん。
試しにFANZAから気まぐれテンプテーションをダウンロード。
……起動しない!!
というかダイアログの文字が文字化けている!!
どうやら、システム言語が日本語になっていないからみたい。
https://jittodesign.org/armwindows-2-20097/
日本語に変えると、通常のダイアログが表示された。
期待を込めて「ゲームスタート」!
……起動しない!うんともすんとも言わない!
認証まわりなのか、DirectX関連なのか。
ためしにDirectXのインストールを選択。
起動したよ!
ついでに、自爆カノジョをダウンロード。
すんなり起動。。。
ちなみにDLSiteで買った「大悪司」は起動しなかったし
「ドーナドーナ」も起動しなかった。
PlayDRMまわりでエラーが出てそうだったので調べてみたら、DLsiteのFAQに載っていた。
https://cs.dlsite.com/hc/ja/articles/1500003131062-PlayDRM%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84
- Virtual PC、VMware等の仮想環境にインストールされたWindows OSでの閲覧は行えません。
あきらめましょう。
Steamのラムネーションは普通に動きました。
仮想マシンがバックで動いてるから
かなりコストが高い。。。
DMMGamePlayerはインストール時にx86であることを確認しているらしく、インストールできず。
ざっくりまとめ:
- ソフト電池:起動可能
- DMMGameplayer:インストール不可能
- PlayDRM:起動不可能
- Steam:起動可能
本題。CeVIO AIを動かしたい。
何もMacでエロゲがしたかったわけじゃないんですよ。
いや、できたらいいなとは思ってましたが。
CeVIOについては、楽曲制作で使いたいのに
Windows専用ソフトということで最近は疎遠気味だったのですが
Macで動くなら活用していきたいぞということで。
インストール!!
エラーが出たよ。。。
エラーメッセージによると、”CeVIO.Audio.dll”関連でエラーが出ているらしいので
素直にググると、公式FAQが!
https://cevio.jp/guide/cevio_ai/faq/
A: 「ファイルまたはアセンブリ’CeVIO.Audio.dll’またはその依存関係の1つが読み込めませんでした」のように表示され起動しない場合は、必要なライブラリ(補助プログラム)が不足しています。
こちらのマイクロソフト社サポートページから「vc_redist.x64.exe」をダウンロードして実行してください。CPUが一部PentiumやCeleron、古いCore iのPCでは、エラーで起動しないことがあります。
「結月ゆかり 麗」「東北きりたん」「可不」は、こちらのページのリンクからアップデートしてください。
その他のボイスは環境ごとにご案内させて頂いておりますので、こちらのフォームからお知らせ願います。
VCランタイムがないよとのことなので
リンク先からランタイムをダウンロードするんですが・・・・・・
あれ、これARM版Windowsだよな?と思ったので
vc_redist.x64.exeではなく、vc_redist.arm64.exeをインストール。
そして、きりたんソングボイスもアップデート。
再起動して読み込むと……
ライセンス認証画面が!!
ライセンス情報を入力すると、動いた!!
ノートを書き込むと、きりたんの声で再生されますた。
……勝った!!
Winアプリの使用するデータについて
参考:https://musicplanz.org/column/use-m1mac-with-cevio-ai
ParallelsDesktopはMacとディレクトリをほぼシームレスに共有できるのが便利なんですが
Windows側のアプリによっては、そのMacと接続しているディレクトリをうまく処理できないみたいです。
ソフトのインストールや解凍も、Mac側のDownloadフォルダにある状態だとうまく動きませんでした。
ということで、作業フォルダはWindows側のフォルダを使用して、
Mac側からそのフォルダにアクセスしてコピーしてくることになりそうです。
あれ?ParallelsDesktop、めちゃくちゃ便利じゃね?
気づきました。めっちゃ便利だと。
新しい音源を買うのも良いが、半ば死蔵になっていたCeVIOをMacで使うために
ParallelsDesktop、買っても良いんじゃね?
WindowsのARM版の正式リリースがどうなるか、というのがネックですが
評価版を公開している限りはこのまま無課金で使い続けることができそうです。
これでMacbookできりたんAIが使える。
ついでに、エロゲも起動できます。
ParallelsDesktopのCoherence モードについて
普通、仮想マシンというと
ディスプレイ全体をそのまま1つのウィンドウにして操作できるものがほとんどですが
PrallelsDesktopのCoherence モードは、Windows仮想マシンで起動している
各アプリのウィンドウをそのままMacのウィンドウとして表示できます。。??
これすげえ。CeVIOがさらに使いやすくなってしまう。
結論:課金しました。
CeVIOがMacで使えるなら、なんかプラグイン1つ買うのと実質変わらんよねって思ったら
プラグインだけじゃなくてゲームも動いて一石二鳥になるならお得じゃないか?と感じ始めました。
結果的に、永続版ライセンスを購入しました。
本格的に母艦のWindowsマシンが、AAA級ゲーム専用機になりつつあります。