キラ☆キラ内の屈指の名曲、a song for…を弾いてみました。
制作メモ……というかいろいろ戯言を書き記しておきます。
制作メモ1:選曲について
みなさんご存知の通りOVERDRIVEが店じまいということで、
まあなんか1曲くらい弾きたいなと思って、
好きな曲ということで「君の元へ」だったり「Ashberry」だったり、
エンディングっぽい「Mydearstardust」とか「Noisyスイートホーム」とか
なんならメドレーもいいなーとか思ってたんですが
メドレーの選曲しているタイミングで、a song forの歌詞を思い出して
「あーこれだわ」となった次第。
2022/4/1の朝に聴きたい曲のトップ5に入ると思います。
(5曲の選曲、順位は各自お好みでご想像ください……)
制作メモ2:作業について
とりあえず今回のテーマは「なるべく丁寧にオケを作る」ということで、
ドラムとKeyは演奏できないので打ち込んで、それ以外はじっくり何度かに分けて弾いてます。
ドラムはほぼ原曲通りかなーと思います。
Keyは良く聞き取れなかったので結構アレンジした感じになってるかもしれません。
2つか3つくらいKeyの音色が聞こえてきて「岡路・・・!」ってなりました。
最初はCeVIOとかに歌わせようかと思ってたんだけど、
ギターで弾いた方がエモいよね?っていうことで方針転換。
動画にしているリードパートのみ、いつもどおり動画と合わせての一発撮りです。
(ミスが嵩んで数テイク撮りましたが・・・)
完全再現ではなく、フレーズ自体はある程度きっちりコピーしつつ
ミックス全体の雰囲気は自分の好みに寄せるようにしています。
ちなみに、俺も弾きたいぜ!歌いたいぜ!って人いたらパラ音源渡しますので。
制作メモ3:映像について
せっかくだし4Kで撮るか・・・
と思って撮ったはいいものの、微妙にピントがズレていて4Kの恩恵皆無……!
まあ、音も一緒に撮ってるので撮り直しは諦めましたよ!
(前述のとおり数テイクミスってるので・・・)
無駄にカラフルな照明をカラフルに遷移させてみたりもしましたが、
なんか綺麗な感じにできてない。
照明って難しい!
制作メモ3.5:使ってるギターについて
映像の話題が出たのでついでに。
使ってるギターはこの前買ったBillLawrenceのストラトですね!
買ってからだいぶ手を加えたので後で別記事として紹介したいですね!
中古とはいえ買ったばかりなのでフレットも綺麗で、弾きやすいです。
真っ赤な見た目が目を引く一本だからこそ、あんまり下手なプレイすると一気にダサく見えそうで怖いギターです。
戯言:OVERDRIVEと僕
いつのまにか
「人生の半分くらいは美少女ゲームを嗜んでる」
と言えるくらいに僕はなっていたようです。
というのを「OVERDRIVE約16年の歴史」という文言を見て気づきました。
ライトオタクと自称し続けていますが、
あきらかに濃度の濃いオバイバー勢を見慣れているせいな気がします。
僕はOVERDRIVE発足時から追っかけてるわけでは無く
OVERDRIVEを知ったのはDDの発売前くらいなので、おそらく12年?くらい前からですね。
14歳という極めて多感な時期に、アニメCLANNADから美少女ゲームに出会い、
PSPに移植された美少女ゲームを数本プレイしたことにより、
中二の僕という存在は美少女ゲームという、アウトローな沼に少しずつハマっていきました。
そんなオタクになりつつある高校受験の時期、
勉強の息抜きとして触り始めたギターでしたが
きづけばどっぷりハマり、第一志望校合格のお祝いにマイギターを買ってもらったりもしました。
そうして、ギターを初めてロックとかに触れ始めた僕に撮って
ニコニコ動画で見つけたDEARDROPSというゲームの発売はかなりタイムリーな話題でした。
……まあ、発売当時はまだ未成年、現役高校生真っ只中だったので買えなかったのですが。
当時ニコ厨だった僕は、DERDROPSのOP曲を聞くと2つの感想を持ちました
①曲めちゃくちゃカッコイイじゃん。なんだこれ
②歌声これプリコさんじゃね?
ということでOVERDRIVEに興味が湧いた僕は、
過去作の曲とかを漁っているうちに、前作に全年齢版があるぞということに気づきます。
そうして買った、旧iOS版のキラ☆キラを購入したところが初めてのOVERDRIVEでした。
音楽始めたてのキッズにあんなロックンロール物語を見せられたら
そりゃあ一瞬で影響受けまくるよ。
気づけば、PSP版のDDは予約購入してすぐやったし、
OVERDRIVEの5thAniversaryのライブにも
午前中にバスケ部の部活を終えたその足で会場へ向かうという無茶をするような
立派なオタクに成長しました。
(当日は体調不良でAiRIさんの声がガラガラだったのももはや良い思い出)
高校卒業時には、母校の校歌をロックアレンジにしてライブしたりとか。
明らかに影響を受けてますねw
僕の”ロック”のイメージは今でも
「ロックとはほとばしるスパークだ」
と村上が言ったのを割と真に受けてる節はあるし、
ギタリストとしての心構えは
「正確な音?そんなもん丸めて捨てちまえ!」
と言った弥生師匠の言葉を今でも信じています。
僕の人格形成に大きく影響を与えた美少女ゲームブランドの一つと言えるでしょう。
(残りはたぶんKeyとLeafとみなとそふと)
大学時代は単位だのサークル活動だのに追われて、息抜きにゲームをプレイするくらいしかしてませんでしたが、
社会人になると同時に
「なんかコピバン組みたいな」
と思ってふらっとMixiのメンバー募集を見ていたら
「ボカロバンドメンバー募集」と「オバイブ系バンドメンバー募集」の2つを見つけた僕。
女性ボーカルやってみたいな、とも思ったりもしましたが
10分くらい迷ってから加入を決意したバンドが後の囲碁研究部でした。
なんかOVERDRIVEの最新作、MUSICUS本編のツアーの途中にに登場したりしましたね。
そう、最新作のMUSICUS。
10th anniversaryのイベントの時に告知されてむちゃくちゃテンション上がったんですが、
いざやってみると、正直な話キラキラやDDをやった時に比べて
そこまで僕の奥まで響く感じではなかった。
花井是清ED(と僕が勝手に呼んでいる)の、最後一人で音楽を作り続ける終わり方には
すこしグッときたりもしましたが。
作品として面白いとか面白く無いの話だと、面白かったんだけど
どこかしらこう、モヤっとする感触が残った。
で、色々考えてたんですが
自身も色々と音楽を作ったり表現したりしているうちに、
僕の中にもある種のロック像というか音楽性みたいなのがふわりとできていて、
それが、MUSICUSで提示された「ロックとは何か」みたいな話とすれ違ってたんじゃないのかなと結論づけました。
要するに音楽性の違いですね。
バンドが解散する理由で良く聞くやつ。
ただ、それがすれ違ってたこと自体は決して残念なことではなくて、
キラキラやDEARDROPSに多大な影響を受けている自覚のある僕だって
それに引っ張られるだけじゃなくて、自分なりの何かを探す立場に立てたんだなと、
自身の成長のようなものをなんとなく感じました。
まあ気づけば、OVERDRIVEの中でも特段アウトローな
SUPERROCK’N’ROLLERSとかのギター弾いてるあたり、
オバイブのメインストリームと音楽性がズレてるのはそもそもわかりきっている事実でしたね。
なにはともあれ、
LastGIGではBambooさんは「ハローグッバイ」の歌詞を引用していましたが、僕は「a song for…」の歌詞を引用したいと思います。
『君の歌が道になる その明日を抱いて歩くから』
OVERDRIVEも終わり、歩く道の行き先はまたおのおの分岐していきますが、
その道を振り返ってみると、いつかプレイしたキラ☆キラやDEARDROPSが示してくれた道があったんだと思います。
思うままにボロボロと書いていましたが
いい感じっぽいオチをつけたところで、戯言の記録もこのくらいにしておきます。