Beautiful World (InstrumentalArrangeCover) の作業メモ

シン・エヴァ見てきた週の末ということで
なんとなくBeautiful Worldをアコギで弾いてたらこうなりました。

ネタバレトークってほどじゃないけど
ほんの一匙くらいのシン・エヴァネタバレ含んでいるので、未視聴のヒトでネタバレアレルギーの方は回れ右してください。

 

作業の流れ

最初はアコギ+きりたんでアレンジしてみようかなーと思ってたんだけど
雰囲気的にインストのほうが良さそうだったのでアコギ2本に決定。

最初は、シン・エヴァの最後に流れたDa CapoVerを意識しつつ
音数少なめのアルペジオにしようと思ったんだけど
僕はアスカがやさしく笑えてた破がやっぱり好きだったので
アルペジオ弾ききった後に、破のEDのAcousticアレンジっぽいノリの良いバッキングを弾き始めた。

そして、構成を適当に考えつつ弾いた伴奏の上に
頑張ってメロディラインを乗せていく。
一番難しかったのはサビの「かなっうなっらあー」の部分のメロですね。。

そこまで終わって再生してみるも、
なんとなく、寂しい感じがして、ループライブラリから適当なパーカッションを漁る…漁る……

適当に民族っぽいパーカッションをポイポイトラックに追加していったら
Aメロのパーカッション、6/8拍子のループトラック追加してたw

ついでに鳴らしたシェイカーが普通の8ビートなので、そこでバランス取れてればいいのでは?という気持ちで、そのまま行くことに。
偶然的にポリリズム的なふわふわ感が漂うAメロのアレンジになりました。

というところまでで、大分にぎやかになったけど
ここでDa CapoVerのあのぶっとい低音が欲しくなり、シンセキックを適当なところに追加。

最後にリバースのシンバルとかも入れてアレンジ完成!

あとはリバーブとかコンプとかディレイでいい感じに空間作って終了!

お昼食べてから作業初めて、投稿するまででだいたい3~4時間くらいで一気に作業しました。

 

アコギの録音について

このまえ買ったリボンマイク、sEのX1Rのみで手持ちのエレアコを録ってます。
ライン録音はしてません。

PCのノイズとか、外の雷の音とかちょっと入っちゃったけど
いまの宅録環境だとこれくらいが限界かな。。。

もともとアコギ2本の予定だったので
バッキングはサウンドホールのネックよりのあたりを15~20cmくらいの距離で狙って、ローのふくよかさとアタック感の両方を得られそうなイメージで録ってみました。

一方、リードはアタックと弦の鳴り感があったほうが格好いいかなと思って
バッキングで録った位置から10cmくらいネックよりにして、ボディ上に指板がある部分位をこれまた15~20cm位の距離で狙って録ってみました。

エフェクトもかかってるので一概に言えない感じではありますが
2本のサウンドがそれなりに差別化できてる感じはある……かな?

 

エフェクトについて

アコギ系は真空管プリ+オプトコンプの割とキャラ強めのコンプで
艶やかにしつつ全体の音量を底上げしてることと
それ以外は面倒なのでNeutronの自動処理に割と任せてること以外はあまり特筆すべきことは無いかなと思います。

あ、バッキングはMicroShiftで軽くChorus感、ステレオ感を出してます。
成果物だけ聞くと、バッキングとソロの音の違いはそこが一番大きいかも。

いつもどおり、Shadowhillsのコンプのモデリングを全体にかけて適当にまとめた上で
StudioOneの標準リバーブ、OpenAIRでがっつりリバーブかけてます。

そこまでやっても、なんかロー感足んない気がしたので
シンセキックにサブベース入れてローを底上げまでしてます。

 

アレンジ動画をYoutubeに上げ終わってから
YoutubeにDa CapoVerがアップされていることに気づきました。

 

改めて聞くとシンセベースの低音ゴリゴリなのと
後半こんなにガッツリ4つ打ちだったんですね。忘れてました。
アレンジする前に聞かなくてよかった。いい感じに引っ張られてないアレンジになった。

こんなにローがガッツリ出るというのは、割とイマドキ流行りな洋楽風アレンジ・ミックスですね。
映画館だとサブウーファーがすごいので、かなりローが響き渡ってました。

ちなみに原曲はこんな感じ。
100Hz以下くらいのウルトラロー?の厚みがぜんぜん違う。どうせ聞こえないからとカットされてた時代なんだろうね。

Da CapoVerほどじゃないので、僕のアレンジはこの中間くらいの低音感になってるかなと。
ベース居ないのでちょっとローミッドに隙間あるけど。

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