PluginAllianceの個人的おすすめプラグイン10選

PluginAllianceのMEGABUNDLEに登録して早2年。

なんとなく普段遣いするプラグインが固定化されつつあるので、
そんなおすすめプラグインを10個紹介してみようと思います。

1:Shadow Hills Mastering Compressor Class A

 

https://www.plugin-alliance.com/en/products/shadow_hills_class_a_mastering_comp.html

言わずとしれたマスタリング用コンプレッサーのモデリングですね。
こちらの「ClassA」は、モデリングに加えてBRAINWORXのモディファイが加えられたバージョン。
プラグインの下のラックっぽい操作盤が、モディファイ部分。

なんてことのないオプトコンプ+FETコンプの2段コンプなのですが、
マスタリング用に設計されただけあって、自然に太くなるような印象で扱いやすい。

僕はモディファイ部分のSTEREOWIDTHとPARALELMIXの2つが使いやすいと思うので、本家モデリングよりもClassAを多用してます。

使いみちとしては、
とりあえず、ちょっとくっきり分離し過ぎなドラムトラックのバスにサラッと掛けたり、マスタリング用ということでマスターにかけてピークの調整をしたり。

CPUリソースが許すなら、全トラックにかけても構わないとも思いますw

あまりこのコンプで積極的に音を作っていく使い方はしたことは有りませんが、アタック・レシオなどのコントロールもあるので、積極的な音作りにも使えるかもしれません。

2:Purple Audio MC77

https://www.plugin-alliance.com/en/products/purple_audio_mc_77.html

またコンプか、といいそうですがコンプです。
というよりも、アナログモデリングとかの恩恵が大きい機材ってやっぱりコンプとかプリアンプとかのダイナミクス系だと思うんですよね。

ということで、こちらは定番の1176系の同名コピーモデル実機をプラグイン化したものです。

特にこれといって大きな特徴らしい特徴はなく、普通の1176コピーと言う感触ですが(実機触ったことはないけど)
さっきのやつと同じく、BRAINWORXのTMT技術とステレオMS処理、パラレルミックスのコントロールもついていることで、実機では行えないような処理が同時に行えるのが強みです。

音的には、癖もほぼなくてシンプルな使い心地なので、ジャンルや楽器を問わず使えると思ってます。
HOLDを入れてRATIOを同時押しした上でガッツリコンプをかけると、サチュレーション感も出るので、パラレルミックスと組み合わせると倍音周りの調整にも使えると思います。

僕はたいてい、ギターとかは割とリダクション強めにかけて倍音を前に出しつつ、パラレルミックスでどれくらいそれを全面に出すか調整してます。

3:ACME Audio Opticom XLA-3

https://www.plugin-alliance.com/en/products/acme_opticom_xla-3.html

またコンプか!と言われそうですがこれで最後です。

名前の通りオプトコンプです。 LA-2A系のコンプですが、真空管アンプのキャラも色濃く出る感じで
前2つのコンプに比べて、かなりキャラが濃いです。

音を太くしたい、アナログ感が欲しい、みたいなときにトラックにインサートすると、「あーこれ!」ってなる感じですね。

一応レスポンスの設定が3段階ありますが、アタックの速さというよりも
こいつのキャラクターをどのくらい濃く反映するかという感覚かなぁとも思います。

上のP77とかは、アタック次第で音がシャッキリ元気になる印象で、対称的にこちらは丸くふくよかになる印象なので、2つを組み合わせると音のキャラクターを大分ハンドリングできそうです。

僕の場合はたいていボーカルとかアコギとかのアコースティックなトラックにはインサートして、音の厚みを出したりしてます。

4:Diezel VH4

https://www.plugin-alliance.com/en/products/diezel_vh4.html

ギタリストなら知っている有名アンプ。VH4のモデリングですね。

Brainworxのギターアンプのモデリングはどれも優秀なんですが、個人的に推すとしたら、コレかbassdudeですね。

VH4の良いところは、ハイゲインサウンドはもちろんなのですが
MIDコントロールとローゲインな1,2chの恩恵で、かなり幅広いサウンドメイクが出来るところです。

ギタリストはもちろん、打ち込みギターを使う人も
ワンランク上の歪みサウンドになるので、おすすめですね。

僕自身はギタリストとして、アンプシミュレーターは色々使い分けてたりしますが、扱いやすいハイゲインサウンドが欲しい場合は選択肢の一つとして常に活躍してます。

5:Brainworx bx_dynEQ V2

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_digital_v3.html

ダイナミックEQというのをNeutron,OzoneのEQ以外だとコレしか使ったこと無いので比較とかはあまり出来ないですが、
必要な機能が十分揃っていて使いやすいダイナミックEQだと思います。

ダイナミックEQとは、入力信号に応じてEQのかかり具合を調整できるようなエフェクトなのですが、

入力信号の帯域の調整とEQの設定帯域が別々に調整できたり、
かかり具合をコンプのように調整・リミットも決められたり。

ちょっと使いこなせてるか微妙なレベルで多機能なダイナミックEQですね。

僕の使い方としては、ディエッサーとしてボーカルの刺さる帯域に使うことが多いですが、
歪ませたギターのブリッジミュートの低音の制御とか、ベースとドラムの低音の関係性をシグナルチェインで制御したりとか。

6:Brainworx bx_rooMS

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_rooms.html

リバーブですね。
名前の通りルーム系ですが、一応TypeにはPlateというタイプも用意されています。

シンプルなUIで音にも癖がないリバーブなので、
ぶっちゃけメインのリバーブとして使うかと言われると迷いどころですが、
ルームマイクを立てていない楽器のルームマイクのシミュレーションとして、つまりアンビエントシミュとして使うと、そのキャラクターの薄さもあって自然な仕上がりになると思います。
お得意のMS処理もあり、広がり感が操作できるのも、部屋感の再現に役立つので便利です。

あと、個人的には負荷がそこまで高くなくて操作性も良いので
ラフミックス時のリバーブとして使ったりしてます。

ルームマイクを立てずに録ったドラムのバスとかに薄く追加したり、マスターにちょっとだけ部屋鳴り感をつけて、ヘッドホン向けのミックスにしてみたりと、だいたいは隠し味として使ってます。

 

7:Brainworx bx_digital V3

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_digital_v3.html

MS処理できるEQということで、
とりあえずMSでEQ処理したかったらコレを使っておけという感覚ですね。

EQとしての使いやすさは特に不満もなく、
GAIN,Q,FREQで操作する一般的なパライコが各ch5つあるだけですね。

最近のプラグインだと、グラフィカルに操作できる物も多いのでそういう意味では操作感は悪いとも言えるのかもしれませんが。。。

ステレオのパン振りだけだと楽器数が多くなったときに少しごちゃごちゃするなーと思ったときに、帯域ごとに整理してあげる、なんて使い方が出来ると思います。

個人的には、以前メタル系のギターミックスのTipsで見かけたやり方として、
ギターのサイドバッキングのローをSideから、ハイミッドはあえてちょっとSideを下げる、という処理をするために多用してます。

7:Black Box Analog Design HG-2MS

https://www.plugin-alliance.com/en/products/black_box_analog_design_hg-2ms.html

最近MSモデルが出たところですが、僕はそのMS対応モデルじゃない方を結構使っていました。

ハードウェアの真空管プリをモデリングしたプラグインで、基本的にはサチュレーターとして使うようなプラグインとなります。

主にサチュレーションを操作できるつまみが3つあって
それぞれのかかり具合を調整することで、いろんなキャラクターの歪み方をコレ1台で操作できます。

華やかさが足りないなーとか、前に出てきてほしいなーと思ったトラックにとりあえずインサートして、3つのツマミをグリグリ調整するような使い方をしています。

8:Brainworx bx_console SSL 4000 E

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_console_ssl_4000_e.html

チャンネルスプリットです。
有名なSSLのコンソールを再現したとのことです。

Brainworxのコンソールモデリングはどれも優秀で、実機さながらということのようですが、僕は実機を知らないのでわかりません。

単純に、僕の好みの操作感・音だったのはSSLの4000Eのモデリングでした。

最近はちょっと面倒で使ってないことも多いですが、
アナログ感が欲しい場合は全トラックにインサートした上でTMTでランダム化するだけでも、アナログな空気感が出てしまうのでちょっとずるいです。

機能としては一般的なチャンネルスプリット……というかコンソール卓の機能そのままで、コンプ・ゲート・EQ・フェーダーをまとめたプラグインになっています。

VGAINをあげると、卓のキャラクターが濃く出やすくなる気がするので、少し上げ気味にして使うのが個人的には好きです。

9:Brainworx bx_subsynth

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_subsynth.html

サブベースシンセということで、
鳴っている音にウルトラロー帯域を付け足すプラグインです。

最近はローの出方がミックスのトレンドだと思っていて、
ガッツリ出したいけど、生楽器系のサウンドだとちょっとローが足りないなーと思うときに、このSubsynthが活躍してます。

特筆すべきことが無いくらいには扱いやすく、簡単にローエンドのブーストができちゃうので、なにか物足りないときには隠し味的にかけたいプラグインです。

ただかけ過ぎると、後段のコンプとかでガッツリ引っかかって変なミックスになるので要注意です。

10:Brainworx bx_limiter True Peak

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_limiter_true_peak.html

出たばかりで僕も使い込んでないので紹介するか迷いましたが、間違いなく今後のリミッターの第一手になると思うので、最後の一つにしました。

TruePeak対応のリミッターであり、Brainworx系で出てくるXLサチュレーションも搭載ということで、音としても申し分ないのですが

個人的には、メーター部分がイマドキで使いやすいです。

レベルとピーク、リダクションが見れるのはもちろんですが
ダイナミックレンジや、最終的なラウドネス値もひと目で分かるあたりが、かなり現代的だなと思います。

真面目に確認するなら別途ラウドネスメーターを入れるのがベストだとは思いますが、サクッと確認するならリミッターにラウドネス系のメータが搭載されているのはかなり合理的な気がします。

ミックスの最後段でのリミッターとして、今の所ベストな選択肢になりつつあります。

 

最後に

とりあえず10選としましたが、
僕はギタリストということで、ギターアンプ系はかなり気に入っていて、Bassdude、Rockergain、BE-100、SVT-VRあたりはかなり使ってます。が、今回はギタリスト向け記事のつもりじゃなかったので10選から除外して、一番扱いやすそうなVH4のみ紹介しました。

大抵の僕のDTMのミックスは
上記の10選+Ozone,Neutronの各モジュール+StudioOne標準
のプラグインで行われてます。

まぁ、Ozone,NeutronのAdvanceがあれば他のプラグインほとんどいらないじゃん?ってくらい揃っちゃうんですが
バンドサウンドが主なジャンルなので、アナログな空気感がほしいことが多くて、そういうときにPluginAllianceのプラグインがいい感じにほしい質感を補完してくれる感じです。

PAのMEGABUNDLEは年額2万くらいで「たけーなー」と思ったときもありますが、使用頻度的にはオトクな気がしていますので、今後も継続契約の予定です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA